研修管理業務における脱Excel~第3回「タレントマネジメントシステム導入による研修管理の効率化と高度化」

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前回「研修管理システムに求められる機能」では、Excelによる研修管理の課題を解決するために必要となる研修受講情報の一元管理の必要性について解説しました。

第3回の今回は、研修受講情報の一元管理を実現するタレントマネジメントシステムを使用した研修管理フローと、スキル評価との連動による研修効果測定について解説します。

研修管理の4つのステップ

最初に、タレントマネジメントシステムを使用した研修管理フローについて解説します。

ワン・オー・ワンがクラウドサービスとして提供しているタレントマネジメントシステムESIの場合、研修管理フローは次の4つのステップになります。

  1. 一般社員による研修受講申し込み
    • システムに登録されている研修情報の中から、希望に合う研修を検索する
    • タスクに関連する研修を検索、詳細を参照して受講申し込みを行う
  2. マネージャによる受講承認
    • 画面に表示される申請に対して承認処理を行う
  3. 研修受講
  4. 一般社員による研修内容の評価入力
    • 評価レポート、口コミ情報を入力する

ここでのポイントは、このような業務フローをメールやExcelファイルのやり取りではなく、システム上の画面で実施できるので、効率的な業務遂行が可能となるということです。

メールやExcelによる運用では、本来、人が介在する必要のないプロセスが多く発生してしまい、各プロセス間での見えないやり取りが多くの時間を浪費しています。

一方、タレントマネジメントシステムによる運用では、研修関連データは統合されたデータベースとして一元管理されていますので、最新のデータを全員で共有することで、無駄なプロセスをなくし、手作業によるミスも大幅に減らすことが可能になります。

また、ステップ4で受講者が入力した評価レポートや口コミを、ステップ1に他の社員が参照するといった情報の共有も可能になります。

スキル評価との連動による研修効果測定

次に、スキル評価との連動による研修効果測定について解説します。

クラウド型タレントマネジメントシステムESIでは、個々の研修に対して、効果が期待できるスキル項目が紐づけられています。そのため、研修の受講履歴とスキル管理で入力される判定結果から、その研修がタレント(スキル)の向上に寄与した効果を分析することができます。

以下の図は、ESIで管理される研修受講履歴と習得スキルのデータを外部出力し、Excelで分析した画面の例です。この例では、横軸に評価実施時期を、凡例に受講者を取り客観評価の値を集合縦棒で表示しています。

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この画面からは、個人差はあるものの研修の効果は時間を経るに従って表れてきていることがわかります。

次の例では、横軸に受講者を、凡例に評価実施時期を取り客観評価の値を集合縦棒で表示しています。

20181010-02

この画面からは、受講者別の研修効果を分析できます。具体的には、富山さん、千葉さん、奈良さんについては効果が見られないものの、それ以外は全員何らかの効果が表れており、特に 福岡さん、大坂さんについては著しい効果が表れていることがわかります。

次回は、研修管理業務のさらなる効率化と高度化を可能にするタレントマネジメントシステムとeラーニングシステム(LMS)との連携について解説します。

連載記事

第1回「Excelによる研修管理の課題

第2回「研修管理システムに求められる機能

第4回「eラーニングシステム(LMS)との連携による研修管理の効率化と高度化

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