人事評価業務における脱Excel~第3回「タレントマネジメントシステム導入による脱Excel事例」

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第1回「Excelによる人事評価管理の課題」では、Excelによる人事評価管理の課題を、人事担当者、マネージャ、一般社員それぞれの立場から解説しました。

第2回「人事評価システムに求められる機能」では、これらの課題を解決するために必要となる人事評価システムの機能について解説した上で、最新の人事評価システムとしてのタレントマネジメントシステムを紹介しました。

第3回の今回は、タレントマネジメントシステムの導入により、Excelによる人事評価管理の課題を解決した事例について解説します。

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タレントマネジメントシステムにおける業績評価フロー

タレントマネジメントシステムを利用すると業績評価フローは次の6つのステップになります。

  1. 一般社員による目標設定
    • 年度選択
    • 対象期間選択
    • 課題・必達目標・努力目標・ウェイトの入力
  2. マネージャによる目標承認
    • 部下の目標を確認・面談して、承認/却下
    • 直属の上司および部長/事業部長の承認(ワークフロー)
    • 部下の数だけ繰り返し
  3. 業務遂行
    • 目標に沿った業務遂行
    • 中間振り返り実施
    • 目標変更が行われた場合にはワークフローに沿った承認
  4. 一般社員による業績入力/自己評価
    • 自身の実績/自己評価の入力
  5. マネージャによる1次評価
    • 評価対象者である部下の評価を目標ごとに入力(1次評価点算出)
    • 部下の数だけ繰り返し
  6. マネージャによる総合評価
    • 評価対象者の評点を並べて、SABCDで相対的に評価

ここでのポイントは、このような業務フローをExcelファイルごとに実施するのではなく、システム上の画面で実施できるので、効率的な業務遂行が可能となるということです。

Excelによる運用では、本来、人が介在する必要のないプロセスが多く発生してしまい、各プロセス間での見えないやり取りが多くの時間を浪費しています。

一方、タレントマネジメントシステムによる運用では、評価データは統合されたデータベースとして一元管理されていますので、最新のデータを全員で共有することで、無駄なプロセスをなくし、手作業によるミスも大幅に減らすことが可能になります。
 

工数削減効果の実例

それでは、タレントマネジメントシステムによる運用に移行することで、どれくらいの効果があるのでしょうか。

ワン・オー・ワンがクラウドサービスとして提供しているタレントマネジメントシステムESIの導入ユーザからは、年間で約140人日の工数が削減されたという事例が報告されています。

削減された工数を、このユーザの社員数と平均年収を使って金額に換算すると、年間で269万円のコストが削減されたことに相当し、ESIの年間費用を差し引いても、5年間で470万円のコスト削減につながると試算されています。

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次回は、人事評価プロセスの改善以外のタレントマネジメントシステムの導入効果について解説します。
 

連載記事

第1回「Excelによる人事評価管理の課題

第2回「人事評価システムに求められる機能

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