タレマブログ – vol6. 「タレントマネジメントで価値のあるデータって何?」

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「タレントマネジメントで価値のあるデータって何?」

みなさま、こんにちは101二階堂です。

Vol4で予告していた内容について記載してみます。

「タレントマネジメントで価値のあるデータって何?」
「どうやって貯めてるの?」

上記の疑問のうち今回のテーマは、「タレントマネジメントで価値のあるデータって何?」です。

タレントマネジメントの仕組みを構築することで、個人のタレント(才能・能力)データ(以降、スキルと表現します)を蓄積し、可視化することができます。企業がどんなスキルを必要としているかによって、可視化の対象とするスキルを検討する必要があります。

 

みなさんの会社では、どんなスキルを持った人財が必要であるかを、提示することができますか?

 

明確に必要人財の定義をされているという企業はそれほど多くありません。とはいえ必要人財の定義は、手順を間違えなければ、それほど難しいことではありません。各部門の中心人物の理解と協力があればまず失敗することはありません。また初めから完璧な定義を作ろうとしないことが重要ではないかと思います。

 

一般的にマネジメントに必要となるスキルは、ハーバード大学のロバートカッツ教授の論文によれば「テクニカルスキル・ヒューマンスキル・コンセプチュアルスキル」に分けられます。

 

テクニカルスキルは、業務・職務を遂行する上で必要な知識や経験・技術ですが、広く担当者レベルでも必要なスキルであり企業や業界・職種ごとに様々変わってくるスキルといえます。ヒューマンスキルやコンセプチュアルスキルは、広く一般的に知られる評価基準を利用することにして、みなさんが、個別に検討する必要があるスキルは、企業や業界・職種ごとに変わってくる「テクニカルスキル」になると思います。

 

テクニカルスキルについては、公共団体から公開されているものもあります。IT企業向けに作成されている標準にiCD(iコンピテンシディクショナリ:経済産業省所管の情報処理推進機構(IPA)が推進)があります。厚生労働省は、様々な職種向けに職業能力評価基準などを公開しています。これらの標準を参照モデルとして、自社に必要なスキル定義を作成することもよいと思います。

ただし、このやり方は、上記標準を熟知したコンサルタントの支援が必要かなと感じています。もっとライトに始めたいという方は、部門ごとに、必要なスキルを定義してみることをお勧めします。

 

部門ごとに必要なスキルの定義は以下の手順で行うとスムーズにできます。

 

・部門の役割や機能を箇条書きにしてみる(これをタスクとよびます)

・部門間で重複するタスクを1つにまとめる(タスクの正規化)

・タスクを遂行するために必要なスキルを箇条書きにしてみる(これをスキルとよびます)

・タスク間で重複するスキルを1つにまとめる(スキルの正規化)

 

上記の手順でまとめたタスクとスキルデータをシステムに投入すると、役割-タスク(職務・機能)-スキルの関係性を以下のような画面で可視化することが可能になります。

 

スキルは導入当初から細かくしすぎないことも成功のポイントです。

 

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いかがでしょうか?

 

一覧性があるので各部門の役割や機能がイメージできるようになりますね。

 

【組織機能分析】

正規化されたタスク一覧を縦軸に置き、横軸に役割・部門の表を作成して、各役割・部門に必要なタスクをチェックしていきます。上記マトリックスでは「間接部門」と記載されているところが必要タスクを意味しています。実際のシステムではタスクをこなす能力の判定基準も定義をしています。このように各部門が必要とされるタスクをとりあえず可視化すると、改善すべきタスク項目がわかったり、追加で必要なタスクが明確になったりします。

 

一度このようなプラットフォームを構築すれば、これをベースに徐々に改善を重ねて、自社にとって本当に重要な価値のあるデータを蓄積・可視化することができるようになります。

 

次回は、上記で構築された、価値あるデータの入れ物に、効率的かつ効果的にデータを蓄積していく方法について記載したいと思います。

 

ではまた。

 

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