タレマブログ – vol3.「人事評価はもういらない 成果主義の限界」を読んで。。

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みなさま、こんにちは101の二階堂です。

今回は、「聞き捨てならないタイトルの書籍」読んでみた感想です。
即買いです(笑)

「人事評価はもういらない 成果主義人事の限界」松丘 啓司 著

自身の読書メモには残していたのですが。。ESIのタレマブログでもコメントしてみたいと思います。

アメリカ企業で「年次の人事評価をやめている」ことをテーマに現在の米国の状況と日本企業に対する提言が書かれている内容でした。

人事評価をやめるといっても何もかもすべてやめるということではなくて代わりのメジャーが必要であることはもちろん、米国ではこんな感じでやってますよという内容ですね。

今までのように年次で個々の厳しい業績目標を立ててそのプレッシャーの中でパフォーマンスを最大化させようとする制度がダメだったといっているわけです。

このあたりの指摘は、前回紹介している「マッキンゼー流 最高の社風のつくり方」でも再三指摘されていることです。

マッキンゼー流 最高の社風のつくり方 – 高業績を生む「組織文化」のシンプル構築術」ニール・ドシ、リンゼイ・マクレガー著

また最近ベストセラーになっている「やり抜く力 GRIT(グリット)」でもエンロンの例を挙げてダメだししていますね。

やり抜く力 GRIT(グリット) -- 人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける アンジェラ・ダックワース著

米国の人事トレンドなわけですね。

これらの書籍の主張を一言でいえば「内発的な動機付けが大事」ってことですね。

少し乱暴な言い方をすれば、高い数値目標を評価基準にした個人目標を設定して評価する制度は、結果としてパフォーマンスを最大化することはできなかったということです。それよりも自主的に行動する力、やり抜く力のほうが組織のパフォーマンス最大化に効果があるという主張です。

なのでタイトルにあるような「人事評価制度もういらない」ということにはならないわけですね。

「人事評価制度における成果主義は間違っていた(゜o゜)」 とかが適切ですかね。

これだと本は売れないでしょうね(笑) 当たり前すぎて(笑)

そもそも人事評価制度は何のために行われたのでしょうか。

目的はパフォーマンスマネジメントですね。
組織のパフォーマンスを最大化するための施策の一つですね。

成果主義が限界であることは、日本においてもミドルの崩壊あたりから普通に言われています。

さて、本書において成果主義が限界ならどうすべきと言っているのでしょうか。。

後半からはパフォーマンスマネジメントをどうすればいいかという視点で書かれているので簡単にまとめてみました。

・期間管理からリアルタイム
・過去指向から未来指向
・会社起点から個人起点
・プロセス重視から強み重視
・競争から協調

つまり個人を重要視していますね。
そしてお互いに成長していくことを志向しています。

上記のようなことを基本原則にして目標設定して、実行していくことがパフォーマンスの最大化には良いというわけです。

なんとなくこれも当たり前な感じですね(笑)

当たり前のことですがその目標結果を評価するのはマネージャになります。

上記のようなパフォーマンスマネジメントをするにはマネジメントのレベルを上げる必要があるわけでとても簡単なことではありません。
しかもその評価はマネジャーに一任という建てつけで書かれています。

個人的にはマネージャに一任する評価にも大いに問題があると思います。

マネジメントに数字目標を持たせてその達成にまい進させるより、如何に全体最適な組織を構築維持できるかを常に思考させる風土が必要になってくるわけですね。

そのためには、個人の基本属性やスキル、経験はもちろん、個人の資質や価値観、モチベーション(目的意識や将来性)の維持を考えた施策が必要になってくるということですね。

こうやって文章にしてみるとやはり最も適した言葉は、 「最適なタレントマネジメントが最強の組織を作る」 とかになるのではないかと思うわけです。

人財育成こそが究極のパフォーマンスマネジメントですね。

弊社のタレントマネジメント製品ESIでは、個人のスキルや経験、資質や価値観、最近ではToMo指数などやる気度、さらにはやり抜く力(グリット)まで可視化しないといけないなぁと思っているわけです。

上記のような個人を可視化したうえであれば関係者が納得のいく人事評価制度も実現できるのではないかと思うのです。

「今までの制度はいらない」という全否定的な宣言ではなくて、新しい考え方を取り入れて、日々改善していく、いいなと思ったら素直に取り入れていくマインドが働くみんなに求められているのだと思います。

なんでもそうですが。。これでいいということはいつまでたってもありませんね。

私も精進していろいろな人に意見を拝聴し、自分たちの製品を「いいね」と賛同していていただけるように頑張りまーす。

試してみたい方は、ぜひESIのトライアルで検証してください。

ではまた。

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